独自ネットショップ

独自ネットショップ

「独自ネットショップ」は、文字通り自分でネットショップを作る方法です。

無料で利用できるレンタルサーバーを借りれば、手間はかかりますが無料で商品を売ることさえができます。

たとえば、FC2の「無料ホームページスペース」無料なのに広告表示も無く、しかも容量は「1GB」と十分です。
一昔前プロバイダが用意するホームページ容量が「5MB」だったことを考えると隔世の感があります。

ただ、無料版は独自ドメインの設定ができないので、本気でネットショップをやりたい方には無料版はオススメしません。 無料版はあくまでお試しネットショップとして使うに限ります。

ショッピングカートは必要か?

私は、ショッピングカートは「あった方が良いが必須ではない」と考えています。
ショッピングカートよりも重要なのは、その商品をどうしても買いたくなるページの作りです。

商品訴求がお客様のツボにはまった場合、購入手段がFAXだろうがメールフォームだろうが関係なく売れるのです。

実際、長期スパンで売れている商品のネットショップに、それまで使っていたメールフォームをショッピングカートに変更してみましたが、売上に変化がほとんど無いことが実験で分かりました。

確かに、カートシステムを導入すれば商品管理や顧客管理が連動するのでラクにはなりますが、そのことと「商品をどうしても買いたくなるページの作り」は別の話です。

ランディングページ型

「ランディングページ型」とは、商品アイテム毎に1枚ペラのページを作成し、ターゲットユーザーを明確に設定し、商品訴求シナリオをストーリー展開して販売する手法を言います。

ネットでバンバン商品を売っているショップは、ほとんどこのこの手法を使っていることからも理解できるように、ランディングページの理解無くしてネット販売は語れません。

商品羅列型ネットショップ

「商品羅列型ネットショップ」とは、ネットショップASP(ネットショップのシステムを月貸しする業者)が用意するネットショップ形態を指す、私が勝手に名付けた造語です。

商品配置やデザインなど、用意されたテンプレートを選択して商品登録を行うと、短期間でネットショップがオープンできてしまいます。

ネットショップ構築には、月額1,000円以下で利用できるASPや、ASPの他にもシステムを買取るタイプもあり乱戦模様となっています。

ASPやシステム買取りタイプはデザインの柔軟性が無いのが難点です。 また、はっきり言って、これらの独自ネットショップに商品を羅列的に表示してもなかなか売れません。

やはり、ネットで商品を売るにはランディングページ型デザインを導入し、ベネフィットに訴求するコンテンツとそれを作成するノウハウを投入して、初めて売れるようになるのが実態です。