ネットオークション
ネットで商品を販売するのに、ネットオークションの集客力は侮れません。
ネットオークションの販売力
私はDVDソフトをネットのみで販売し、月500万円を売り上げる人を知っていますが、その人の主な販売場所が「Yahoo!オークション」です。
その人は、AmazonとDMMにも併売していますが、Yahoo!オークションは倍以上売れると言っています。
ネットオークションのメリット
ネットオークションのメリットは、上記からも分かるように一定の集客が見込めることです。
新品から中古品、ジャンク品に至るまで「何でもあり」なのが魅力で、人が引き寄せられてしまうのでしょう。
集客数が多ければ、ちゃんと出品しさえすれば売れるのが道理ということです。
ただし、デメリットもあります。
ネットオークションのデメリット
一つ目は、出品から落札、発送までの手順が煩雑という点で、出品、落札、評価、発送といった仕組みはオークション特有です。
二つ目は、儲けが薄いことです。
出品カテゴリーにもよりますが、Amazonマーケットプレイスに比較し2~3割安で落札されることが多いようです。
Amazonマーケットプレイスへの出品価格というのは、経験的に定価の3割安程度に落ち着くことが多いです。
つまり、ネットオークションではそこから更に2~3割安が目安となりますから、定価の半額程度の落札価格に落ち着くとざっくり考えて良いと思います。
新品商品で利益を出すには
定価の半額程度の落札価格に落ち着くということは、正規ルートの新品仕入れ商品はネットオークションでは利益が出ないと考えて良いでしょう。
ネットオークションで新品の商品販売を行う場合は、仕入れの掛け率が極端に低い商品か、販売価格を自由に設定できる自社ブランド以外は避けるべきでしょう。
以下に、各社の利用料金を記載しておきます。
Yahoo!オークション
Yahoo!オークションは、無料会員は5,000円以下しか落札できないので、実質的には「プレミアム会員」と呼ばれる月額346円の会員に入会するしかありません。
システム利用料 = 月額会費346円 + 出品1個あたり11円 + 落札額の5.25%
楽天オークション
楽天オークションは、月額無料で利用できます。会費も出品手数料も無料です。
落札された場合のみ、システム利用料として落札額の5.25% + ポイント付与料等として、落札額の1.05% が加算されます。