競合商品との差別化と強み
ベネフィットを満たす上で、自分の差別化ポイントは何か?
お客様のベネフィットを満たすことで、商品の購入率を上げることができそうだということは理解してもらえたと思います。
でも、商品の購入率を高めるため、お客様のベネフィットを満たそうとしているのはあなただけではありません。
なぜなら競合商品は、ほとんどの場合存在するからです。
商品を売るには、その競合商品よりもあなたの商品の方が、ベネフィットが高い(自分にとって価値がある)ことをお客様に納得していただく必要があるのです。
あなたの商品を買う理由を教えてあげる
競合商品とコンディションが全く同じであれば、お客様は当然安い方を購入するでしょう。
価格競争力を持つのは重要ですが、価格だけで勝負すると、どうしても体力勝負になってしまいます。
それを避けるには、競合商品ではなくあなたの商品を買う理由「競合商品との違い」をお客様に教えてあげる必要があります。
そうでなければ、泥沼の価格競争になってしまいます。
ベネフィットを付加する
ではどうすれば良いでしょうか?
こうした状況の中で、あなたの商品を選んでもらうにはエモーション(情感)に訴える差別化(ベネフィットの付加)が重要になります。
「差別化ポイント=あなたの強み」(ベネフィットの付加)
別の書き方をすると、
差別化(あなたの強み) = あなたが提供する価値 - 競合が提供する価値
と、なります。
提供する価値を上げれば差別化できる
つまり、あなたが提供する価値を上げれば上げるほど、あなたの強みは増し、差別化できることになり、商品が売れるのです。
差別化のポイントは、いかにお客様に訴求でできるベネフィットを付加できるかにかかってきます。